As a Concert Band
「お客さんに楽しんでいただける音楽」
当団は演奏会中心のバンドであり、コンクールに出場することはありません。代わりに質の高い、楽しんでいただけるような音楽をお客さんたちにお届けすることを第一に掲げています。
毎年、五月祭や駒場祭といった文化祭での演奏、年末に行われる定期演奏会に加え、東大病院や福祉施設、様々な催しでの依頼演奏も承っており、数多くの演奏機会に恵まれています。
さらには9月に行われる文京区の大学が集う演奏会”カレッジコンサート”や、2~3年ごとに企画される海外への演奏旅行や合同演奏会などの刺激たっぷりの企画も。部内では年に3回、白熱必至のアンサンブル大会が用意されています。真剣に音楽を楽しみたい方にはまさに最善の環境と言えるでしょう。
TRAINERS
より良い音楽づくりのため、当部ではプロの客演指揮の先生からご指導をいただいています。さらに技術向上のため、木管・金管・打楽器の各セクションにはいずれも東京藝術大学出身のトレーナーの先生がおり、普段の練習から個人指導まで、きめ細かく見ていただくことができます。



Practice Method
パート練習では、主に楽器別に基礎練習・曲の合わせを行います。パートリーダーが主導して行われる合奏の最小単位としての練習で、全体のレベル向上のためには最も重要と考えられています。本番が近づくと、個人の仕上がりを細かくチェックしながらニュアンスを揃えていく作業がなされます。
※都合上、練習日程・場所はパートによって異なります。詳細は、下記の “WEEKLY SCHEDULE” を参照してください。
吹奏楽は木管セクション、金管セクション、打楽器セクションの三つに分けることができます。水曜日もしくは金曜日に行われるセクション練習では、各セクションごとにトレーナーの先生方に指導していただいたり、セクションリーダーが見たりします。内容は、基礎練習や音楽的解釈の向上を目的とした練習が主です。全体練習では目の届かない細部の修正や、自分の音の他の楽器との絡み合いや響きの理解が可能なのがセクション練習です。打楽器セクションはパート練習と内容はほぼ同じになります。
毎週水曜日と金曜日には、全体で練習を行います。全員が演奏に参加するという意味の音楽用語の名を借りて”tutti”(トゥッティ)と呼ばれています。内容は、セクションリーダーや指揮者の先生による基礎・曲練習となります。パート練習やセクション練習の成果をtuttiで発揮し、楽団全体の基礎能力や各曲の完成度を高めていくのが主な目的です。自分が担当していない曲の時間は、各セクションごとに確保された部屋で個人練習をすることができます。本番が近づくと回を重ねるごとに全体のレベルの向上を感じられるはずです。